- Soundfulの使い方が分からない人
- Soundfulの詳しい料金を知りたい人
- Soundfulのライセンス範囲や商用利用の可否を知りたい人
音楽生成AIを使って、音楽制作のプロセスをもっと効率化したい!
こんな風に考える音楽クリエイターの方も多いでしょう。
そこで、本記事ではAI作曲サービスの「Soundful」について紹介していきます。
この記事を読めば、Soundfulの使い方や料金、商用利用の可否について理解できるでしょう。
Soundfulとは?
Soundfulは、コンテンツクリエーターやプロデューサー向けに特化したAI音楽生成プラットフォームです。
2019年にカリフォルニア州サンディエゴに本社を置く、プライベート企業により設立されました。
音楽生成AIを駆使して、テーマやムードに基づいたテンプレートとロイヤリティフリーのトラックダウンロード機能をユーザーに提供しています。
\ クリエイター・プロデューサー向け /
サービスの特徴
- 著作権を購入できる
- 大量の音楽をダウンロードできる
Soundfulの特徴は、「著作権を購入できる点」と「月にダウンロードできる曲の多さ」です。
アーティストや音楽プロデューサー向けの「ミュージッククリエイター」プランでは、気に入った曲の著作権を購入することができます(ただし、著作権譲渡の範囲あり)
また、ダウンロードできる曲は月に100曲〜と、他の同種サービスと比較して圧倒的な多さなのも特徴。
例えば、有名どころのAIVAでは月15回のダウンロード数までなので、かなり多いのが分かります。
その為、大量の音楽を必要とする、プロ向けの音楽生成AIサービスとも言えます。
Soundfulの使い方
アカウントの登録方法
名前(First Name)、メールアドレス(Emael Address)、パスワード(Password)を記入して、「SIGN FOR FREE」をクリックします。
最後にメールアドレスに届いた認証メールを確認すれば、登録完了です。
音楽の作り方
Genres(ジャンル)をクリック後、ドロップダウンメニューの中から音楽ジャンルを選択します。
ジャンル画面の中にある「CREATE」をクリックします。
「Select a style」から曲のスタイルを選択します。
曲のスピード、キーを設定し、CREATE PREVIEW(プレビューの作成)をクリックします。
あとは、これまでの設定に応じた曲をAIが自動生成してくれます。
Soundfulの料金
スタンダードプラン 0円 | クリエイタープラン $59.99/年 | クリエイタープラスプラン $95.99/年 | |
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個人使用 | |||
商用利用 | |||
著作権の購入 | |||
曲のスタイル | 25種類以上 | 150種類以上 | 150種類以上 |
月のダウンロード数 | 3/月 | 100/月 | 300/月 |
Soundfulは年間プランのみで、小規模な事業向けの「クリエイタープラン」とプロ向けの「クリエイタープラスプラン」が用意されています。
各プランの料金は以下の通りです。
- スタンダードプラン-無料
- クリエイタープラン-$59.99/年(約9000円)
- クリエイタープラスプラン-$95.99/年(約14500円)
- 著作権の購入-$50/1つの著作権(約7500円)
※2024年2月現在の相場で記載しています。
参照元リンク:料金について(公式サイト)
Soundfulは商用利用できる?
スタンダードプラン 0円 | クリエイタープラン $59.99/年 | クリエイタープラスプラン $95.99/年 | |
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TIKTOKでのマネタイズ | |||
YOUTUBEでの収益化 | |||
TWITCHでの収益化 | |||
ポッドキャストでの収益化 | |||
インスタグラムでの収益化 | |||
フェイスブックでの収益化 | |||
VIMEOでの収益化 | |||
DSPでのマネタイズ(SPOTIFY、APPLE MUSICなど) | 著作権購入で可能 | ||
グローバルトラックをコンテンツIDに登録 | |||
カスタムトラックをコンテンツIDに登録 | 著作権購入で可能 | ||
NFTとして販売 | 著作権購入で可能 | ||
曲のスタイル | 25種類以上 | 150種類以上 | 150種類以上 |
月のダウンロード数 | 3/月 | 100/月 | 300/月 |
Soundfulの有料プランに加入することで、商用利用できます。
クリエイタープランでは、YouTubeやTikTokなどの基本的なソーシャルメディアでの収益化が可能。
ただし、SpotifyなどのDSP(音楽ストリーミングサービス)で収益化するためには、一番上位のプランに加入して著作権を別途購入する必要があります。
最上位のプランで禁止されているのが、グローバルトラックの著作権を購入することで、YouTubeなどでコンテンツIDに登録して広告から収益を得ることはできません。
グローバルトラックとはSoundful内で既に作成されている、全てのユーザーがアクセス可能な楽曲。
ちなみに、自分で生成したカスタムトラックをコンテンツIDに登録することは可能とのこと。
著作権やライセンスの詳しい要件は公式サイトの情報を直接確認することを推奨します。
参照元リンク:ライセンスについて(公式サイト)
終わりに
以上、Soundfulの使い方や商用利用についての解説でした!
Soundfulを利用することで、プロジェクトに必要な音楽を、誰でも簡単に、迅速に作成できます。
この記事を通じて、Soundfulの基本的な使い方や商用利用について理解していただけたと思います。
音楽制作のプロセスを効率化し、クリエイティブな活動を豊かにするSoundfulを、ぜひ活用してみてください。
\ クリエイター・プロデューサー向け /