- Beatoven.aiの使い方が分からない人
- Beatoven.aiの詳しい料金プランを知りたい人
- Beatoven.aiが商用利用できるか知りたい人
Beatoven.aiで音楽を作りたいけど、肝心の使い方が分からなかったり、そもそも商用利用できるの？なんて疑問を持つ人もいるでしょう。
そこで本記事では、Beatoven.aiの使い方や料金、商用利用の可否について解説していきます。
この記事を読めば、アカウント作成方法や音楽の作り方、利用料金、そして有料プランでのライセンスの範囲や著作権について理解できるでしょう。
Beatoven.aiとは？
Beatoven.aiは、2021年にMansoor Rahimat KhanとSiddharth Bhardwajによって共同開発された、インドのベンガルールを拠点とする音楽技術のスタートアップです。
所謂、「text to music」タイプの音楽生成AIで、入力したテキスト内容に沿った曲を一瞬で作ってくれます。
このプラットフォームは、YouTube制作、ポッドキャスト、ゲーム開発、その他多くのクリエイティブなプロジェクトに最適なオリジナルサウンドトラックを提供する事を目的としています。
ちなみに、他の音楽生成AIサービスと比較してコストパフォーマンスに優れている点が特徴です。
Beatoven.aiの使い方
アカウントの作成方法
公式のトップページから「Start Creating for Free」をクリックします。
赤枠のテキスト欄に「メールアドレス」と「パスワード」を入力しましょう。
Googleアカウントがある場合は、直接サインインすることも可能です。
最後に登録したメールアドレスに宛に送られた、認証メールをクリックすれば完了です。
音楽の作り方
「Start with prompt」にテキストを入力します。
「Generate a Prompt」をクリックしてテキストを生成します（手動入力する場合は飛ばしてOK）
テキストを入力したら「Compose Track」をクリックして音楽を生成します。
後は「Beatoven.ai」がテキスト内容に応じて作曲してくれるまで待ちましょう。
Beatoven.aiの料金
| メンバーシップ | 料金 | 特徴 |
| 無料トライアル | 無料 | ダウンロード× 無制限のトラック作成 |
| 有料プラン | $ 6/月〜 | 月15分までのダウンロード 音楽のライセンス 最新機能へのアクセス権 |
| 分単位の購入 | $ 3/分 | 音楽のライセンス 最新機能へのアクセス権 |
Beatoven.aiの料金は「無料トライアル」「有料プラン」「分単位の購入」があります。
サブスク型の有料プランの料金は三種類あり、下記の通りです。
- $ 6/月（毎月15分のダウンロード）
- $10/月（毎月30分のダウンロード）
- $20/月（毎月60分のダウンロード）
一番安いプランでは月6ドルから利用可能で、これは他の音楽生成AIサービスより割安です。
ちなみに年間プランもあり、そちらはよりお得に利用することができます。
参照元リンク：価格設定（Beatoven.ai 公式サイト）
Beatoven.aiは商用利用できる？
Yes, you can monetise the content which has beatoven.ai’s music!
However, you are not allowed to resell the tracks on any of the music streaming platforms.
P.s.- Credit us for the music on your content if you are on the free plan.
Beatoven.aiのヘルプより引用
はい、Beatoven.aiの音楽を含むコンテンツで収益を得ることができます！ただし、音楽ストリーミングプラットフォームでのトラックの再販売は許可されていません。追伸：無料プランを利用している場合は、コンテンツで音楽のクレジットを記載してください。
公式サイトのヘルプを確認したところ、Beatoven.aiの音楽で商用利用は可能とのこと。
ただし、ライセンスの範囲は厳格に指定されているため注意が必要です。
例えば、リセリング（音楽の再販売）やストリーミングプラットフォームへの配信（例：Spotify、Soundcloudなど）は許可されていません。
また、YouTubeなどのコンテンツIDに登録することも禁じられています。
YouTubeのコンテンツIDとは？
著作権者が自分の所有するコンテンツ（ここでは音楽）が利用されている、YouTube動画を自動で特定し、そこから発生する広告収益の一部を得ること。
上記のことから考えるに、音楽の使用ライセンスを一部与えられるだけで、著作権自体はBeatoven.ai側が持つ形になるようです。
終わりに
以上、Beatoven.aiの使い方や商用利用の可否についての解説でした！
結論としては、Beatoven.aiでの生成された音楽で収益化することは可能ですが、ライセンスの条件には注意が必要という事になります。
他の音楽生成AIサービスに比べて、比較的安価で利用できる点は嬉しいところですね。
興味のある方は、ぜひBeatoven.aiを利用してオリジナルの曲を作ってみてください。
